2011年9月26日 オルタサークル(生活クラブ生協住宅部門)

応急仮設住宅へテーブルとベンチの寄贈

福島県相馬市内の応急仮設住宅にテーブルとベンチを届けに行ってきました。

以前にも紹介しましたが、仮設住宅では、入居者の方々が集まるところがなく、各家に入り込んでしまったままとなってしまい、住人同士のコミュニケーションが不足しているとのこと。生活クラブ生協からオルタスクエアに要請があり、 屋外に設置するテーブルと椅子をオルタサークルから寄贈することになりました。

朝5時半に自宅を出発し、オルタスクエア坂内常務、山田建設山田社長、木匠工務店佐藤社長、上嶋専務と合流して一路、福島県へ。

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お昼前には相馬市に到着しました。生活クラブからの要請があった仮設住宅に向かう途中に海沿いの道を走るとまだまだ住宅や船が河口に残されていました。

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海沿いでは、まだまだ手つかずのまま残されている建物が数多く残っていました。

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相馬市新地町の仮設住宅に到着。

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先に出発した大工さんたちが既に組み立てを始めていました。

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だんだんと仮設住宅に入居の方々も様子を見に集まって来られました。

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「テーブルとベンチがあれば、井戸端会議がゆっくりできるね。」「ここでお茶ができるね。」とみなさん気に入ったご様子。

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完成形です。

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組み立て完成後、関係者と入居者の方とで記念撮影です。

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集会場には下駄箱を設置しました。行政にお願いしていたそうですが、なかなか設置してくれなかったそうです。

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山田社長も気に入っていただけた様子を確認して、ご満悦です。

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他に2ヶ所の仮設住宅にも納めて来ました。

私たちがお伺いした際も、最初は皆様お家の中に入られたままで、表に人気(ひとけ)がなく、なんだか静かで寂しい雰囲気が漂っていました。入居者が気軽に集える場所がほんとにないことが分かりました。このテーブルとベンチのセットが、少しでもコミュニティ形成にお役にたてればと思います。今回は10セットの寄贈でしたが、オルタサークルの一員として今後も何か自分にできることを一つ一つ進めていきます。

現地滞在はお昼を含めて3時間。帰り道は先日の台風の影響で崩れた東北自動車道の側擁壁の復旧工事で大渋滞。6時間半の運転でクタクタです。往復800kmオーバーの日帰りはつらいですね。



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