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住まいの性能

いい家と一言でいいますが、そのなかでも重要なファクターを占めるのが、「性能」です。
一昔前は住まいの性能は数値で示されてきませんでしたが、長期優良住宅やZEHなど、住まいの性能が「数値化」されるようになり、一般の方にも住まいにおける性能の重要性が認知されるようになりました。

1.住まいの性能の基準

性能表示制度による10項目

住まいの性能は、性能表示制度によるとこの10項目で表されます。このそれぞれで高い性能を保つことで、四季を通じて快適で自然災害に負けず安全で長持ちする家が可能になります。そのためにあすなろ建築工房が約束することを主な6項目で解説します。

2.あすなろ建築工房の温熱性能

HEAT20 G2レベルを基準としています

断熱材は次世代省エネ基準(省エネルギー対策等級4)は当然のこと、「外皮性能グレードでG1基準※1」は絶対的に必要な最低レベルと考え、基本的仕様としては「外皮性能グレードでG2基準※1」としています。これは、横浜という温暖な地域で、費用対効果が一番得られる仕様と考えています。お客様のご予算に合わせて断熱性能を変えることはありませんし、あってはならないことと考えています。
もちろん、私たちが考える以上の性能をアップさせることは構いません。お住まいになるご家族がより良い快適な環境でお住まい頂けるようご提案を行っています。
※1:HEAT20 外皮性能グレード

 

断熱材はコストパフォーマンスに優れたグラスウールを丁寧に施工

断熱材は、グラスウールを標準としています。グラスウールで問題になった結露やずり落ちは施工不良が問題で発生したものであり、丁寧に充填しさえすれコストパフォーマンスで右に出る断熱材はありません。あすなろ建築工房では、各種断熱材料を断熱性能と価格を比較し、費用対効果、将来的な断熱材の置き換えなど総合的に判断して、圧倒的にお客様にとってのメリットが大きいと判断し、グラスウールを標準としています。もちろん、お客様のニーズに応えてセルロースファイバーや羊毛などの他の断熱材を提案することも可能です。

 

住宅省エネルギー施工技術者講習を受講した施工者が工事します

高気密高断熱な住宅は、誤った知識で施工をすると、内部結露などの危険が隣り合わせです。あすなろ建築工房では、確かな気密を確保するために、断熱材の表面に設置する気密シートを「別張り」という方法で行っています。間違いの無い施工を行うため、大工だけでなく関係する職人は皆、「住宅省エネルギー施工技術者講習※2」を受講しています。

ちなみに気密の性能を表すC値(相当隙間面積)は、1.0以下を最低基準としており、実際の気密測定の結果では0.1~0.7程度となっています。全棟気密測定をしています。
※2:住宅省エネルギー技術講習会

 

あすなろ建築工房では「C値1.0以下」を最低基準に定めています。

住宅の気密性能を表す数値にC値(相当隙間面積)があります。最近、住宅業界の一部ではこの「C値の競争」のようなことが起こっていて、「C値は小さい方がよい」なんてことを言っている人もいるようです。もちろんC値が小さいことに問題はありませんが、小さくすることによって起こる弊害についても理解しておいていただきたいと思います。

正しく高気密高断熱の基本を学んだ人にとっては、ある一定以上のC値の数値を追い求めることは無意味であると言うのが常識です。

「新木造住宅技術研究協議会(新住協)」での研究結果では、「C値が1.0以下にしても苦労の割には効果が少ない」「0.5以下にしても温熱環境には微々たる差しかない」という報告があります。
「C値を0.5以下」とか「0.3以下」とすることももちろん可能ですが、そのためには窓の気密性能をかなり高める必要があります。

リビングやダイニングからウッドデッキにつながる窓や南面に面した子供室や主寝室の窓は、日射取得を多く得るために「掃き出し引き違い窓」とする場合が多くあります。
「掃き出し引き違い窓」は大きな開口部が得られるため、外部との連続性のためにはとても有効な窓ではありますが、その一方で「気密性能が低い」という弱点があります。
なので「掃き出し引き違い窓」一つでC値が0.1変わることもよくあります。

家全体の気密性能を高めるには、この「掃き出し引き違い窓」を採用するのではなく「開き戸窓にする」「引き寄せ機能のある窓とする」などの対策が必要となります。
「開き戸窓」とした場合には、中間期で通風を確保したい時に開け放しするのが不便であったり、網戸が付けにくかったり、ウッドデッキとの一体感が損なわれてしまったりします。
また、「引き寄せ機能のある窓」は、大きなコストアップとなります。

このようにC値を小さくするために「使いにくいもの」となったり、「過大な費用」をかける設計を行うことは、あすなろ建築工房では「潔しとしない」と判断しています。

「横浜でちょうどよい家」をコンセプトとして家づくりを行っているあすなろ建築工房では、C値については、「(比較的温暖な横浜で)快適な住宅として必要とされるC値1.0以下」に留めるようにしています。
結果として、測定値が0.5以下となることも0.3以下となることも、果ては0.1以下となることもありますが、表向きの数値はあくまで「1.0以下」としています。

なお、床下エアコンを採用する場合には基礎断熱が必須となりますが、その場合は床下エアコンがしっかりと機能する数値として、C値は「0.6以下」を目標としています。

 

サッシは樹脂サッシ以上を標準に

使用するサッシは、より良い快適な環境でお住まいいただける様に、樹脂サッシ以上を標準としています。
これはお住まいになってからの生活の中で、温度変化、湿度調整、メンテナンスなどの総合的な判断して最適であると判断したものです。
サッシの性能は日々進化していますので、その時に最適な製品をご提案するように努めています。
性能を高める場合は、国産木製サッシを採用することも多くあります。

 

3.あすなろ建築工房の耐震性能

耐震性能は最高等級の3

震度5を想定した建築基準法レベルの耐震等級1では、熊本であったような震度7クラスの地震に耐えられません。あすなろ建築工房では耐震性能は最高等級の3を標準にしています。
また、許容応力度計算といって一棟一棟構造計算を行い、さらにwallstatを用いて一棟一棟を倒壊解析も行うことで実際の地震でどう揺れるのかまで検証しています。

 

地盤を読む

いくら丈夫な家を建てても肝心の地盤が軟弱では意味がありません。あすなろ建築工房では、徹底した地盤調査を行い、必要に応じた適切な地盤補強計画を行います。
事前調査をもとに、まずSS(スウェーデン式サウンディング)調査を5箇所行い、地盤を判断します。必要耐力が認められない場合には、改めてボーリング調査を行うなど徹底して地盤の状況を調査・確認し、補強についての検討を行います。
安全で永く住み続けることが出来る家のためには、地盤の確認はとても大事です。

 

ベタ基礎と基礎検査

あすなろ建築工房では、地中梁を有したベタ基礎による基礎形状を標準としています。ベタ基礎は床全体で建物の荷重を地盤に伝えることができるので構造的にとても有効な基礎方式です。
また建物の下全体をコンクリートで覆ってしまうので、シロアリの浸入経路をなくすことができ、建物の耐久性はかなり向上します。
第三者の鉄筋検査やコンクリートの現場採取試験だけでなく、瑕疵担保責任保険の団体検査員の資格を持った社内現場担当者がしっかりと鉄筋やコンクリートなどの仕様を確認して施工しています。
長期優良住宅の仕様を守り、点検に必要な床下有効高さを確保し、日々のメンテナンスの作業性もしっかりと考慮して設計しています。

 

4.あすなろ建築工房の耐久性能

外装材には、高耐久でメンテナンス頻度が少ないものを選定

屋根材は長期使用に耐えうるガルバリウム鋼板やアスファルトシングルを基本仕様としています。
外壁材についても長期使用を念頭に置き、要望事項に合致し、地域性を考慮して提案しています。軒を深く出すことが出来ない狭小地などでは、雨かかりを考慮し、ガルバリウム鋼板張りをお勧めしています。通常のお手入れの手間が少なく、30年後、50年後のメンテナンスを見据えて、長く使い続けることが出来、更新の際にも費用が抑えられるものと考えています。
軒の出をしっかりと確保出来、メンテナンスについても問題が無い場合には、モルタル塗り壁や漆喰仕上げ、天竜焼杉など多様な外壁材を提案しています。
雨樋についても、一般的な塩ビ製でなく、耐久性のあるガルバリウム製の雨樋を使用しています。
どの仕上げ材にするにせよ、意匠性、耐久性、メンテナンス性を検討し、ライフサイクルコストを考慮した上での最適解となる材料を提案しています。

 

選択する設備も永く壊れにくく直しやすいものを

あすなろ建築工房のつくる家で使用する住宅設備は、ただ「安い」だけの理由で選ぶのでなく、「長く使える」ことを前提に選定しています。
あすなろ建築工房では、長く使っていていても飽きのこないもので、丈夫で壊れにくいものを選定するように心掛けています。
基本的にキッチンは家具屋さんが製作する造作キッチンをお勧めしています。シンク下にゴミ箱スペースを設けることが出来るほか、お使いになる方の要望に合わせたレイアウトが可能となります。

浴室は壁を無垢材のヒバで仕上げるハーフユニットバスをお勧めして提案しています。在来浴室の居心地の良さとユニットバスの排水処理能力の良いところ取りをした浴室となります。

洗面台は理科実験流しを使用した大きくて使いやすい洗面台をご提案しています。運動靴や雑巾を洗ったりするシンクと兼用でき、使い勝手がよいと評判です。

トイレは、長く使うことを考えると、タンクレスタイプより従来通りのタンク式のものが耐久性があり、長く使い続けることが出来ます。ただ従来のタンク式トイレだと無骨な感じがすること、タンク後ろの清掃がしにくいなどがあるので、ローシルエットタイプのタンク式トイレをご提案しています。

水洗などの住宅設備機器は、極力シンプルでロングセラーとなっているものを厳選して提案しています。流行廃りのあるものは、飽きられるとすぐに生産中止となり、生産打ち切り後6年すると部品も手に入らなくなり修理不可能となってしまいますが、造作ものは何年たっても修理が可能です。

 

5.あすなろ建築工房の空気環境

あすなろ建築工房では、珪藻土や漆喰、無垢の床材などの自然素材を使うことが基本です。床下地合板など構造体力上必要な材料などでは合板を使っていますが、☆☆☆☆をクリアしていることはもちろん、極力有害な化学物質の発生が少ないものを採用しています。

ご要望事項に応じ、第一種換気(全熱交換器)を採用することも多く、温度湿度環境においても、過ごしやすく、安全な環境をご提案しています。また、高性能な空気清浄器トルネックスを室内循環経路に仕込むことで日常生活で発生する室内ダストを吸着し、空気すっきりな室内空間もご提案しています。