2025年11月20日 コミュニティ・つながり
出張授業

一昨日と本日と2日間、市内の小学校に出張授業に行ってきました。
4年生の「のこぎりザクザク」と3年生の「釘打ちトントン」です。

出張授業では、単にノコギリの使い方を教えるだけでなく、材木の種類や特徴について説明し、森林から製材、建築材料、切り出した山に植林することでの循環についても説明してきました。

ノコギリの使い方、玄翁の使い方を説明し、実際に実演して、道具の使い方をお伝えしています。

これまでも多くの小学校に出張授業に行ってきましたが、どの小学校も「備品のノコギリと玄翁の状況が極めて悪い」です。


備品番号を見てみると「1992年」つまりは30年以上前のノコギリです。
曲がっていたり、刃こぼれしていたり、アサリが開いてしまっていたり、と使い物にならないノコギリが大半です。
こんなノコギリでまっすぐ切るなんてなかなか難しいです。
アサリが開いてしまっているノコギリは引っかかってしまうので、力強く引いたりすることで怪我にもつながります。
断熱化も大事だけど、道具の整備も大事です。

先生に聞いてみたら、校舎も築年数が50年を超えていて、プールは水漏れして昨年から使えないとのこと。近所のスポーツクラブのプールを借りて授業しているとのことでした。

なんとクラスの児童の1/3が中国籍とのこと。
これまでも外国籍の児童が何名か居たことがありましたが1/3とは!
日本語が話せない子も居るとのことで、児童が通訳していたりしました。
10人の中国語圏の子供たちということもあって、日本語を話す子と、中国語を話す子で、二つのグループになってしまっていました。
これには驚きでした。

授業の後は、図工室から教室に移動して、一緒に給食も頂いてきました。

今日のメニューは「変わり五目豆」と「わかめスープ」と「ロールパン」。
美味しかったけど、量が足りない、、、。(^^;
毎回、子供たちからは説明できないエネルギーをもらっています。

3年生の玄翁の授業。

一昨日のノコギリもそうでしたが、玄翁も状況は極めてよろしくない。
柄から頭が抜けてしまっている(抜けてしまいそうな)玄翁も数多くありました。
30年前の玄翁をメンテナンスのないままに使い続けています。

学校で用意されていた「釘打ちトントン」用の工作キットに入っている材は、ラジアータパインと思われるもの。
付属する釘も小さくて打ちずらい。
バク目なのですぐに割れてしまいます。
こんな教材では工作も楽しくない。

ケガをしないようにクギ打ち台が付属していたのですが、こんなもの使ってては上手にもならないと思います。



スタッフの三塚が杉の端材を正立方体に加工してくれていました。
これを児童に配り、サイコロを作って持って帰ってもらいました。

そしてヒノキの4寸角も持参して、実際に現場で使用する2寸釘を打ってもらいました。

4寸のクギを曲げずに打ち込むことが如何に難しいかを体感してもらいました。

4寸角は曲がった釘で無残な姿に、、、。(^^;

今日の給食は小魚のから揚げとヒジキ載せ麦ごはんと呉汁。
給食を御馳走になっている身分でなんですが、毎回給食を頂く度に「未来を担う子供たちの食としてこれでいいのだろうか」と思ってしまいます。

子供たちと楽しく食事させて頂きました。
ありがとうございました。
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