2020年8月21日 学習・研鑽

生物劣化という恐怖

本日は住環境価値向上事業協同組合(通称 SAREX サレックス)のワークショップ(勉強会)がありました。

 

今月もZOOMにてのワークショップとなりました。

SAREXは全国の超真面目な工務店さんがメンバーとなっている工務店の団体です。

本日のワークショップは、広島大学大学院 建築構造力学研究室 准教授 森拓郎先生をお迎えして「耐震性能の劣化という落とし穴」のお話をお伺いしました。

 

 

本日の森拓郎先生の話の中で、興味深い話がありました。

「構造上大事な耐力壁部分にシロアリ害や腐朽菌害が生じた場合、構造壁自体の強度を測ってみると、意外や強度の劣化は30%程度の劣化具合で収まっている」ということでした。

 

これは、「心材はシロアリも腐朽菌も好まない」ために、結果的に心材部分が残っているため、耐力壁を構成する釘の効きがそこまで落ちていないことが理由だそうです。芯持ち材が大事であることを改めて知ることが出来ました。

 

 

 

 

とにかく「雨漏り」と「壁体内結露」はさせてはいけないことを再認識させていただきました。

詳しくは、本日のメルマガで書きましたので、購読頂いている方は是非お読みください。



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