2013年9月19日 設計

住宅防火窓

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YKKap品川ショールームにお伺いして住宅防火戸の個別認定品の説明を受けてきました。

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今年一杯で防火地域、準防火地域で延焼線にかかる部分に設置する窓の種類が変わります。従来認められていた通則認定品が認められなくなり、すべて個別認定品に切り替えされます。遮炎性能を確保するために、補強部材などが組み込まれ通則認定品に比べてかなり「ごつい」サッシとなっています。

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今回の通則認定品から個別認定品への切り替えに関しては、大きな大きな問題がたくさんあります。消費税アップの問題よりもこっちの問題の方が実は切実な問題です。
問題点を上げると以下があると思います。

・価格が高くなる 特に引き違い窓は3倍 シャッター付き窓の方が安くなる
・連窓、段窓が出来ない
・サッシの種類が少なくなる アルミ複層サッシの場合は4枚・3枚の引き違い窓、雨戸付き引き違い窓、ガラスルーバー窓、内倒し窓、カムラッチハンドルの横すべり窓、オーニング窓が非対応
・窓開口面積も実験を行ったサイズ以下となるので、制限が大きい
・ガラスがLow-E網入りガラスしか選べない 網が嫌だからと耐熱強化ガラスなどを選べない
・クレセント位置の変更などの特殊オーダーにまったく非対応
・L社の場合は見付と飲み込み深さが従来のものと違う(YKKは従来品と同じ)

設計の選択肢が狭まり、コストも1軒あたり100万円前後も高くなってしまう可能性があります。頭が痛い問題です。



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