2010年6月12日 学習・研鑽

米国住宅産業研修 第六日目 帰国

講義も昨日終了し、本日は帰国の帰途に付きました。荷物をパッケージングして2時間だけ寝ることができました。

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出発までの数時間ですが、街の散策しました。道路のペイブに広告が印刷されています。ハウスクリーニングと造園の会社のようです。

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ガスメーターです。道路の歩道の床の近いところに設置されています。

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カスタムされたハマーです。山田社長が好きそうです。

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騙し絵の外壁です。なかなか上手です。

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ゴミ収集車です。ゴミバケツを吸い取るように回収されます。

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自転車?です。かなりブレーキとか凝ってます。自転車屋さんのデモカーでしょうか?

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散策ついでにちょっとお買い物もしました。一週間頑張った自分へのご褒美として時計を購入しました。リーズナブルなものですが気に入っています。

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いよいよポートランドの街ともお別れです。

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バスから降りるとお尻のポケットに入れてはずの財布がない、、、。バスに忘れてしまいました。チャーターバスだったので、バスに戻って来てもらって、無事見つかりました。皆さんお騒がせしました、、、。m(_ _)m デルタ航空の自動チェックイン機がとっても使いにくく長蛇の列になっています。

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セキュリティは噂とおり非常に厳しかったです。靴とコートを脱いで、細かく手荷物を調べられました。

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機内食です。デルタ航空なので期待していなかったので、まあこんなもんでしょう。

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委員長も元気です。

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感想レポートも無事書けました。

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我々の席は、機内でも後ろのほうに分散して座っていました。食事が済んだあとのスリーピングタイムにトイレに立つと、ギャレーでワインを楽しんでいる人たちがいます。

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ついつい誘われてワインを一杯いただいている内に、人が増えていき、ほとんど立ち飲み屋状態となりました。

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団長も仲間に入っています。団長は日本酒を2本空けました。

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客室乗務員の皆さんと記念写真です。最後に楽しい思い出をありがとうございました。

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無事成田に到着しました。

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荷物を受け取って解散です。皆さん、お疲れ様でした。

さて1週間の研修を経ての感想をまとめます。

今回、米国の住宅産業について、施工者、ハウスメーカー、検査員、工務店統括組織、銀行、住宅評価者、行政など多角的に話を伺うことが出来、その内容を深く知ることが出来ました。

米国の住宅は皆さんご存知のとおり、2×4(ツーバイフォー)と呼ばれる材料を使用した壁式の構造によって作られており、このシステムにより、材料の種類を少なくし、経験の少ない職人で短期間で仕上げることができます。もともと、DIYが行われている文化なので、家作りに関してもDIYの延長上に住宅建設およびメンテナンスがなされており、プロと同じ材料と道具を使って、オーナー(住宅所有者)が自分の家に手をかけています。

2×4の建設文化は決して長くはないのですが、早期にその技術と工法の確立があったと思われます。外部に米杉が多用されていますが、基本的に湿度と温度の関係で腐朽菌が活動せず、木材が腐らずにいます。DIY文化が根付いているので、皆が自分の家に対してきちんと理解し手をかけています。これらの理由から、アメリカの住宅が長期にわたり維持され、資産として受け継がれていることが分かりました。

しかし、その維持されている家の建築的な価値となると、日本の住宅のほうが数段に優れていると感じました。米国の高級住宅と言っても、一般的な家(といっても150㎡オーバー)と同じ作り方と、ほぼ同じ材料で作られ、ただベッドルーム数やお風呂の数が多くなっているだけで、特に変わりません。多少大理石など良い材料を使っていることはあっても、基本的な構造や仕上げはそれほど変わりはないと感じました。

日本の住宅は、木材とそのまま見せて使うこともあり、材料の選別、工法、ディテールなどとてもきめ細かく配慮がなされていると思います。日本人の心がきちんと表れているのが日本の住宅であるのだと改めて感じました。今回、米国の住宅を多方面から知ることによって、日本の住宅の良さを再認識し、自分なりにその造り方を考え直すよい機会となりました。

青木会長が10年以上前に訪問した際は、日本の住宅産業はかなり遅れていたそうですが、この10数年でかなり進歩したものと思われます。インスペクトの方法などについては、今後参考にすべきこともたくさんありました。私一人で変えていけることではありませんが、今後も青木会長をはじめ、優秀な全国の施工者の皆さんとともに良質の家造りができる環境を創っていきたいと思います。

一週間留守にしてしまい、留守中には皆さんに大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び致します。しかしこの短くて長い1週間は、私にとって、あすなろ建築工房にとって、大変意味のある一週間であったことをここでご報告致します。

明日から溜まった仕事を片付けなければ、、、。頑張ります。



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