2009年7月16日 学習・研鑽

木造住宅の耐震診断・耐震補強技術者養成講習会

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本日は、財団法人 日本建築防災協会主催の「木造住宅の耐震診断・耐震補強技術者養成講習会」に参加して来ました。耐震診断・耐震改修を適切に実施するための技術者を要請するための講習会で、今日と明日の二日間、東京ビッグサイトの研修ホールで行われます。引き続き9月には泊り込みで2日間の演習も予定されています。

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これまでも耐震診断の講習を受けたことはありましたが、今回の講習は国の施策として木造住宅の耐震改修を促進させるために専門家養成のカリキュラムが組まれているので、内容が濃いです。ちなみに「応急危険度判定士」の資格も取得していますが、これは災害発生時に建物の危険度を判定する応急対策であり、本日の講習は災害時に耐えうる住宅に改修するための診断方法と改修方法の講習です。

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300人の参加者です。大きなホールが満席です。

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阪神淡路大震災の地震波であるJR鷹取駅で取得された地震波で、倒壊実験をした際の映像を拝見しました。左側は耐震補強をした住宅で、右側は未補強の住宅です。地震発生から7秒で倒壊しています。7秒では逃げられません。耐震改修の必要性を感じさせる映像です。

明日も朝から夕方まで講習です。頑張ります。



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