新築

Clam Chowder House

ご実家の土地にて、2世帯に必要な要素を詰め込んだ2世帯住宅。

弊社設計スタッフの自邸物件となります。
スタッフが、親世帯であるご実家のリフォームの相談を受けたことから検討が始まりました。
既存住宅の状況から、リフォーム工事によって住み心地や耐久性などの確保が完璧には難しいとの判断し、スタッフ自身の子世帯との「2世帯住宅」で建て替えという形で、家づくりがスタート致しました。

その後も、親世帯、子世帯の生活スタイルの違いから、2世帯住宅とすることについても慎重に、お互いに意見を整理しつつ進めていきました。
限られた条件の中で、家族それぞれの個性を活かし、諦めてしまいそうなものを諦めず、工夫も詰め込んだお家です。
たくさんの工夫が詰まっていることから「Clam Chowder House(クラムチャウダーの家)」の名前の由来となっております。

point

もともと一世帯でもゆとりがないくらい限られた敷地であり、二世帯が建てられるか微妙だったため、とにかく必要なものを詰め込みました。

重視したことは上下階の重なりで、親の寝室の上に水回りが来ないようになど、上下の部屋の配置をなるべく揃えたこと、また、お互いが出来るだけストレスを感じずに過ごせるように、水回りは全て別に致しました。

敷地的に部分共有二世帯となり、適度な距離感を求めることがもはや無理、という条件の中で、親世帯、子世帯共に後悔することのない家づくりになるよう心を砕いて設計致しました。

三方に建物があるため、可能な範囲で開けている道路側を如何に居心地のよい空間にするかを考えて設計致しました。