新築

陽筒の家

閑静な住宅地に建ち、親子4人が家族の時間をゆっくりと過ごす住宅です。

道路より一段上がった敷地には太陽の光がサンサンと差し込みます。この太陽の光を最大限に取り込み、家族が暖かく快適に過ごせる工夫をいくつか施しています。

南側に吹き抜けを設け、日射を最大限に取り入れ、家全体を暖める計画です。この南に設けた吹き抜けを「陽筒」と名付け、家の名前を「陽筒の家」としました。

ダイレクトゲインによって採熱するほか、床下エアコンによる全館空調を採用しています。太陽の陽と床下エアコンで冬もとても暖かなお家となっています。

夏季は、ウッドデッキ上部に設けたパーゴラに日射遮蔽タープを設置し、日射を遮ります。

南側の陽筒空間に階段を設け、陽筒の吹抜け空間を一つの空気が流れるダクトと考えた空調計画です。

玄関からリビングに至る経路に階段をくぐる部分があり、一部階段が見えてしまうので、敢えてここの天井をR形状としました。空間のアクセントとなっています。

元気なお子様たちが家中を駆け回ることが出来るよう回遊動線を複数設けた他、間仕切りを極力排除し、家族がどこにいても気配を感じることが出来ます。