2017年11月19日 家づくりコラム

室内干し

 

最近は洗濯物を外には干さずに、室内干しが基本とされるお客様が増えてきました。花粉やPM2.5が気になるという他、共働きの方にとっては、帰りの時間の関係で取り込みが遅くなってしまうので、「室内に干していきたい」と言うことです。ということもあって、あすなろ建築工房で設計する住宅の場合、必ず室内干しが出来る場所をしっかりと確保するようにしています。とは言ってもどこでも良いわけではなく、しっかりと生活を想定して設定しています。リビングやダイニングなどのくつろぐ場所から見えてはいけません。風通しがよく、干し放しでも邪魔にならない場所を確保しておきます。それはキッチン脇に設けた家事室であったち、階段の上部であったり、洗面所の上部であったりと様々です。特に階段上部は適した場所の一つです。階段部分は家の中で空気が動く場所であり、ロフト階段を設けない場合は、上部が開いている適所となります。写真は六ツ川の家の室内干しの様子。全熱交換器、アローファンの吹き出し口もあり、空気が動く場所です。夏用エアコンも設置してある場所なので梅雨時などにはとても有効です。



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