2026年3月26日 お知らせ

ニュース23

昨日、テレビ局から建設価格の高騰についての取材を受けました。
今晩のTBSの夜のニュース番組「ニュース23」で放送されました。

↑こちらでネット配信もされています。

取材では、先日配信したメルマガ「超インフレ時代に突入?!」の内容についてお話ししました。
これから建設価格の高騰がさらに進むのではないかというテーマです。
メルマガでは、ホルムズ海峡の封鎖が長引いた場合、ウッドショックを上回るレベルの建材価格高騰が、数カ月という短期間のうちに起こる可能性について注意喚起を行いました。
本日の取材でも、同様の内容をお伝えしました。

先週、断熱材メーカーのカネカが押出法ポリスチレンフォーム断熱材「カネライトフォーム」を、4月1日出荷分から40%値上げすると発表し、業界に衝撃が走りました。
アメリカによるイランへの攻撃が2月末、ホルムズ海峡の封鎖が今月。
このわずか3週間の間に、4割もの値上げが決定したというスピード感には驚かされます。関西地方では、コンクリートが3月から35%値上げされたという話もあります。
これまでの値上げ幅は、5%、10%、大きくても20%程度が一般的でした。
例えば、少し前に石膏ボードメーカーの吉野石膏が20%の値上げを発表した際も驚きが広がりましたが、今回はコンクリートが35%、カネライトフォームが40%と、これまでにない規模の上昇となっています。

さらに、昨年の建築基準法改正の影響で、確認申請の受付に2カ月待ち、地域によっては5カ月待ちという状況も出ています。
その間にも価格は上昇しており、契約時の価格では建材を確保できなくなるケースも現実味を帯びてきました。
放送では「確認申請がなぜ3ヶ月かかっているか」の説明部分が省略されてしまっています。

今回の値上げがカネライトフォームだけで終わるとは考えにくく、他メーカーも同様に値上げが進んでいくはずです。
ナフサを原料とするプラスチック、合成樹脂、合成繊維、合成ゴムなども、今後値上げが進むと見られます。

ホルムズ海峡の封鎖が長期化すれば、ガソリン価格の上昇は避けられず、物流コストの増加にもつながります。
物流費が上がれば、建材価格もさらに押し上げられ、人件費の上昇にも波及していきます。
これから先、いったいどうなってしまうのか――。
こうした切実な状況を、率直にお伝えしました。



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