2021年12月14日 材料・仕上・工法・設備

SESAMI 電子錠

「電子錠(デジタルロック)を付けたい」というご要望を頂くことが増えてきました。電子錠はYKKapやリクシルなどのメーカーのアルミドアに組み込まれており、木製ドアには同じものは組み込めない(設置できない)ものでした。理由はドアの閉まり方の精度によるものです。人間の手で鍵を閉める場合には、ドアのラッチがしっかりと閉まっていて、鍵のデッドボルトがストライクと呼ばれる受け皿にしっかりと刺さっていることを確認できるのですが、人間の手でなくモーターを使って自動で鍵を閉める場合にはデッドボルトの状態を確認することが出来ず不具合が起きやすくなってしまいます。

アルミ製で隙間をある程度許容できるドアであれば電子錠もよいのですが、木製で頻繁に調整が必要であり高気密のために隙間を許容できない木製断熱ドアの場合には、電子錠は相性が悪いものでした。ちなみに、以前にご紹介したユダ木工さんが電子錠での扉を発売されています。これはユダ木工さん製品の精度が高く、調整がしやすいことから可能となったものです。ハンドルが格好悪いのが気になりますが、「電子錠を付けたい」場合には、要チェックです。

https://www.yudawood.com/product/product_ent/pg426/

 

従来の木製扉に「電子錠をつけたい」という場合には、ユダ木工さんの扉以外では、最初から扉に組み込まれている電子錠は設置することが出来ないので、後付けの電子錠を設置することになります。動作的に不安定なこともあって、新築時に組み込んでアフター管理をすることが出来ませんので、お客様がご入居後にご自分で設置頂くようにさせて頂いておりました。この「後付けの電子錠」が使い勝手がなかなか良いものがありませんでしたが、リオタデザインの関本さんがフェイスブックで「SESAMIがいい感じ」と投稿されていたので、取り寄せて自宅兼モデルハウスの六ッ川の家に試験的に設置してみました。

 

少しだけ加工が必要(または追加部品が必要)でしたが、簡単に設置完了。見た目は、まあ、許容範囲でしょう。以前のものに比べるととってもコンパクトになりました。動作もとてもスムーズです。価格も本体とWIFIモジュールとセットにしても8,000円とリーズナブル。この価格でこの機能ならいい感じです。

 

スマフォやアップルウォッチで開閉が可能です。家族のスマフォでも管理できるのでこれは便利そうです。

「鍵かけたかな?」の心配もいらなくなり、鍵を持たずに出かけた家族が居てもリモートで開閉が出来るようになります。そして、家の前で鍵をゴソゴソ探す作業もなくなります。

しばらく使ってみて、レポートをまた報告したいと思います。



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