2020年12月29日 コミュニティ・つながり

工務店編集会議 始動!

 

”工務店で家を建てる”を当たり前にするための「本と動画」をつくるプロジェクトとして「工務店編集会議」が始まりました。

工務店編集会議」の詳細についてはこちら
https://korekara-maps.jp/2584/

 

工務店仲間であるでんホーム(福岡県)の藤本さんから「”工務店で家を建てる”を当たり前にするための本を作りたい。協力して欲しい。」と連絡を頂いたのが、9月のこと。
出版元として2020ジ社の承諾も得ているとのことで、私に副編集長をして欲しいとの依頼でした。
私自身も「長く住まい続けることが出来る家づくりの本」的なものを書きたいと思っていたので、二つ返事でOKしました。

 

藤本さんとエスクスナレッジの木藤さんと打合せを重ね、全国の工務店仲間に編集部員になってもらって、オンラインで定期的に編集会議を行い、その編集過程をyoutubeで配信するなどして、つくり手やすまい手も巻き込んだ
形での本つくりを行うことになりました。

 

来年秋の出版に向けて、編集部員の工務店主が毎月オンライン勉強会(編集会議)を行って、編集を進める本に載せるコンテンツや動画配信する内容を決めていきます。
来年の秋に出版予定にしており、それまでの間、月に1回のペースで勉強会を開催する予定です。
その勉強会で、出版する本や配信する動画のコンテンツを話し合います。
勉強会では、編集部員やゲスト講師に「お金」「土地」「間取り」「性能」「メンテナンス」など、各テーマに沿って発表してもらう予定にしています。

 

編集長の藤田さんが集めた編集部員のメンバーは下記の通りです。
竹内正浩(でんホーム・福岡)/吉田安範(フルマークハウス・長崎)/大橋利紀(リブアース・岐阜)/浪江朋弘(シーエッチ建築工房・兵庫)/菊池洋壽(菊池組・青森)/石原智葉(イシハラスタイル・愛知)/萩尾聡子(青木工務店・静岡)/濃沼広晴(丸晴工務店・神奈川)/佐藤友也(扇建築工房・静岡)/亀山勝(亀山建築・茨城)/田中健司(田中工務店・東京)/能見昭生・関元亜樹(関元工務店・香川)/本田準一・瀬崎英仁(クオホーム・兵庫)/相模稔(オーガニックスタジオ新潟・新潟)/小縣章浩(エンズホーム・愛知)/飯田亮(COMODO建築工房・栃木)

 

勉強会の第1回目は、
1月19日(火)19:00~21:00の予定です。

 

松村秀一先生(東京大学特任教授)にご参加いただき、戦後の日本の住宅の変遷について「3つの民主化」というテーマで講演いただく予定です。

 

松村先生とは昨日もZOOM飲み会をご一緒しましたが、戦後の日本の住宅がどのような変遷を経てきたのか、本当にいろいろと裏の裏の話までご存じで、話を聞いていると驚くような話も多くあります。
当日はオーガニックスタジオ新潟の相模社長と私がパネラーとなり、松村先生にいろいろとお話をお伺いする予定にしています。
これまでの日本の住宅事情とその理由(裏話)、そして今後の家づくりの在るべき姿など、広くお話をお伺いしたいと考えています。

 

私と同じように「後で後悔するような家づくりをされてしまう方を無くしたい」「ほんとうの家づくりを知ってもらいたい」「設計事務所や工務店の魅力を世の中に広めたい」「家づくりで地域を豊かにしたい」と思われている方も多いと思います。同じ思いの地域工務店や設計事務所の方と協同して進めて参りたいと思います。

 

秋の書籍の出版を是非お楽しみにしていて下さい。



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