2018年11月5日 不具合・問題・調整

建売住宅の実力

 

このところ、建売住宅を購入された方からのリフォームの問い合わせが続いています。まだ築5年~10年と築浅の方ばかりです。「夏暑くて、3階(または2階)に居られない」「ダイニングが底冷えする。階段から冷気が落ちてくる。」「雨漏りかと思って調べてもらったら、結露だった」「風が抜けなくて夏はエアコンに頼るしかない。」「収納が少なく家が片付かない。」などの問題を抱えています。建てた業者は、潰れてなくなっているか、問い合わせしてもノラリクラリとかわされてしまって、業を煮やしてこちらに連絡されてくるパターンです。特に断熱不足が原因による不具合が多いです。「お金がかかっても暖かい家にしたい」とのお話を頂くのですが、正しい施工を知っている立場では、これがとても難しいことなんです。気休めの断熱工事ならどうとでもなりますが、性能を発揮させるためには、壁や天井や床をすべてはがしてやりなおすことになり、工事費が想像以上のものになります。建売住宅って問題多すぎです。

(写真はなんの関係もありませんが、六ッ川の家のポーチ部分の水鉢の夜の様子です)



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