2017年8月23日 竣工後・メンテナンス・検査

既存住宅の温湿度測定

IMG_9692_R

大量の温湿度センサーが自宅に届きました。

省エネ性の設計を支援するパソコンソフト「ホームズ君シリーズ」を開発しているインテグラルさんが募集した「2017年夏期の温熱環境測定調査」のための測定器です。「六ッ川の家」で調査に協力することになりました。http://www.watsonkun.jp/2017summer_ene_research.html

P1140405_R

温度と湿度を測定できる装置を置いて、各部屋の温度変化を記録します。既存の温度計や湿度計もあるので、騒がしい感じです。リビングはこれで4つ目の温湿度計です。

P1140396_R

吹き抜け上部はぶら下げて計測します。

P1140400_R

西側の子供部屋は壁の表面温度も同時に測定します。後ろを向いている機械が壁面の温度を計測しています。

P1140402_R

ロフトにも設置しています。屋根の下の天井の表面温度も測定しています。

P1140392_R

床下にも設置しました。以前から設置しているNetatmoと同じ位置です。

P1140408_R

玄関ポーチの下で外気温を測定しています。

IMG_9790_R

参考までに本日の朝の東側外壁の温度を測定してみると、62度を超えています。これから日が高くなるとどんどん高くなると思います。

IMG_9793_R

東側外壁の内側の壁の温度は室温と同じ温度です。

IMG_9796_R

天井の温度も室温と同じです。

「屋根や外壁が黒色にして部屋の中が暑くなりませんか?」って質問を受けることがありますが、これを見てもらえば安心して頂けると思います。しっかりと断熱をして、屋根や外壁面下に通気層を確保すれば外部の温度が内部に伝わることはありません。

watson_R

さっそく測定結果を見てみると、なかなかいい感じでした。外気温が32度以上まで上がっても、ロフトに設置したエアコン一つで家全体を涼しく出来ていることが分かります。10日間計測します。結果は秋にまとめられるとのことです。お楽しみに。



他の記事をみる