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マンションで虫が出にくいのは何階?10階でも虫が出るの?

マンションへの住み替えや購入を検討する際、「できるだけ虫が出ない階に住みたい」と考える方は非常に多いです。

特に戸建てからの住み替えや、虫が苦手な方ほど「高層階=安心」というイメージを持ちがちです。
しかし、実際の住まい選びでは階数だけで判断すると後悔につながるケースも少なくありません。

この記事では、建築・住まいの現場を数多く見てきた立場から、マンションと虫の現実的な関係を丁寧に解説します。

マンションで虫が出にくいのは何階?高層階でも虫が出る理由とは

「マンション10階なら虫はほぼゼロだと思っていました。
でも小さい虫が出るし、まさかのゴキブリも…。
高層階なのに、どこから入ってくるの?」

こうした声は、実際に住み替えを検討している方や、すでに高層階に住んでいる方からよく聞かれます。

ここでは、まず「高層階でも虫が出るのか?」という疑問に正面から答え、その理由を説明します。感覚や噂ではなく、住まいのつくりと暮らし方という視点で理解していきましょう。

マンション10階以上でも虫は出る?

インフォメーション

結論からお伝えすると、マンション10階以上でも虫が出る可能性はあります。

ただし、1階や2階と同じ理由・同じ頻度で出るわけではありません。

高層階の場合、虫は「外から飛んでくる」のではなく、人の生活と一緒に室内へ入り込むケースがほとんどです。

まずは、どこから虫が侵入してくるのかを整理して見てみましょう。

マンション高層階での虫の侵入経路と種類

侵入経路主な虫の種類高層階での傾向
排水口・配管コバエ・チョウバエ発生しやすい
換気口・通気口小さな飛翔虫管理状態次第
玄関・共用廊下ゴキブリ可能性あり
買い物袋・宅配段ボール・観葉植物ゴキブリ・コバエ・チャタテムシ非常に多い

↑この表から分かる通り、高層階では「外から虫が飛んでくる」よりも、
買い物袋・宅配段ボール・観葉植物などを通じて持ち込まれるケースが圧倒的に多くなります。

つまり、階数だけで虫を防げるわけではなく、生活動線や建物全体の管理状態が大きく影響するのです。

「最も気になるあの虫・・」マンション10階でもゴキブリは出る?

「10階でゴキブリが出た」と聞くと、不安になる方も多いと思います。

実際に発生頻度は低いものの、ゼロとは言い切れないのが現実です。
ゴキブリは飛んで高層階に来るのではなく、建物内部を移動します。

ゴキブリが出る可能性が高くなる条件には、以下のようなものがあります。

✅共用廊下やゴミ置き場の清掃が行き届いていないマンション
✅飲食店テナントが入っているマンション
✅配管やダクトが複雑で隙間が多い構造のマンション
✅飲食店などからの配達物が多いマンション

これらの条件が重なると、階数に関係なく侵入リスクが高まります。

どうしてもゴキブリを避けたい場合は、階数よりも管理体制や建物のつくりを重視することが重要です。

「次に気になるあの虫・・」マンション高層階でもコバエは出る?

高層階で特に多いのが、ゴキブリではなくコバエです。

コバエは排水口や湿気の多い場所を好むため、階数に関係なく発生します。
そのため「10階なのにコバエが出る」というケースは決して珍しくありません。

ゴキブリと比較すると、コバエは以下のような特徴があります。

✅室内環境の影響を強く受ける
排水口・生ゴミ・観葉植物が主な原因
建物の高さとはほぼ無関係

このため、高層階に住んでいても生活習慣次第で発生する虫と言えます。
具体的な対策については、後半で詳しく解説します。

マンション10階以上でも、虫が出る可能性はあります。
ただし、その多くは「外から飛んでくる虫」ではなく、人の暮らしと一緒に入り込む虫です。
階数だけで安心するのではなく、侵入経路や管理状態を知ることが後悔しないポイントです。

結局、虫が一番少ないのはマンションの何階?

「3階は多そう、10階は微妙、高層階なら安心?
住み心地も含めて、結局どの階が正解なのか知りたい」

階数選びは、虫の問題だけでなく、価格や暮らしやすさとも密接に関係します。
ここでは、虫の出やすさを軸にしつつ、現実的な住み心地とコストも含めて解説します。

「虫が少ない」だけで判断しないことが大切です。

虫が出にくいマンションの階数は何階?比較するとどうなる?

まずは、階数ごとの虫の出やすさを傾向として整理します。

階数虫の出やすさ主な傾向
1〜2階非常に多い地面・植栽の影響
3階やや多い通過点になりやすい
5〜9階少なめ室内由来が中心
10階以上最も少ない持ち込み注意

「虫が嫌だから戸建てを諦めてマンションを選んだ」という方も多いですが、
階数が上がるほど価格も上がるため、現実的な判断が必要です。

蚊は自力で飛べる高さは3階程度(約10m)までと言われています。とは言っても3階以上のお部屋でも蚊はいます。風に乗ったり、エレベーターや人について移動したりするため、高層階(4階以上)でも侵入する可能性はあります。

目安としては、階層ごとの価格加算をこのようになっています。

階層価格加算の目安
3階基準
5〜9階+50万円〜150万円
10階以上+200万円〜400万円

※金額はあくまで目安で、マンションごとに異なります。

このように、マンションでは一般的に階数が上がるほど価格が加算される傾向があります。

これは「虫が少ないから」だけでなく、眺望・日当たり・プライバシー性・防犯性といった複数の価値が評価されているためです。

特に10階以上になると、景色や開放感への期待値が価格に反映されやすく、同じ間取り・広さでも数百万円の差が出ることがあります。

ただし、この金額はあくまで目安であり、立地・向き・管理状態・マンションのグレードによって大きく変わる点には注意が必要です。

「虫対策のために上階を選ぶ」のか、「総合的な住み心地として納得できるか」という視点で冷静に比較することが重要です。

マンション3階は虫対策が必須?

希望条件に合う物件が「3階しか空いていない」というケースも珍しくありません。
この場合、即座に候補から外す必要はありません。

3階は「虫が多い階」ではなく、虫の影響を受けやすい階と考えるのが現実的です。

3階でも、以下のような条件が整えば十分選択肢になります。

条件
  • 管理が行き届いている
  • 周囲に飲食店や植栽が少ない
  • 虫対策を前提に住める

価格と立地のバランスを考えると、対策前提で3階を選ぶメリットも十分にあります。

マンション10階以上に住むデメリットは何かあるのか?

マンション10階以上は「虫が少ない」「眺望が良い」といったメリットが注目されがちですが、
実際に暮らしてみると、住み心地の面で気づくデメリットも確かに存在します。

これらは内覧時には見えにくく、住み始めてから実感することが多いポイントです。
ここでは、現場でよく聞く声や実際の暮らしを踏まえ、注意しておきたい点を具体的に整理します。

強風による生活への影響がある 🌬️

10階以上になると、地上とは風の強さが明らかに変わります
特に角部屋や南向きバルコニーでは、洗濯物が飛ばされたり、物干し竿が落ちてしまうこともあります。

実際に「洗濯物を外に干すのをやめた」「室内干しが前提になった」という声も少なくありません。
バルコニーの使い方や日常の洗濯動線まで影響するため、暮らし方の変化を許容できるかが重要になります。

災害時・停電時の移動負担 ⚠️

高層階で特に注意したいのが、エレベーターが使えない状況です。

地震や台風による停電時、10階以上を階段で移動するのは想像以上に負担がかかります。
若い世代では問題にならなくても、将来的に年齢を重ねたときの負担は無視できません。

水が止まってしまった時も大変です。給水車で汲んだ水を住まいまで持ち上げなくてはならなくなります。

終の棲家として検討する場合は、「今」だけでなく「10年後・20年後」も見据える視点が欠かせません。

エレベーター依存による日常ストレス 🚪

10階以上では、外出のたびにエレベーターを使う生活が前提になります。
朝の通勤時間帯や、ベビーカー・荷物が多い時間帯には、エレベーターの待ち時間が意外なストレスになることもあります。

「ちょっとコンビニへ」「ゴミ出しだけ」といった短い外出でも、行動のハードルが上がる感覚を覚える方がいるのも事実です。

窓の開閉や換気に対する心理的ハードル 🪟

高層階では転落防止の意識が強くなり、
「窓を全開にするのが不安」「換気を最小限にしている」という声もあります。

近年も転落事故が頻発していることもあり、特に小さなお子さまがいるご家庭では、窓まわりの安全対策が必須です。

結果として、自然換気よりも機械換気に頼る暮らしになるケースも見られます。

管理状態による“当たり外れ”が大きい 🏢

高層階の快適さは、マンション全体の管理品質に強く左右されます

共用部の清掃や設備点検が行き届いていないと、
虫・臭い・騒音といった問題は階数に関係なく発生します。
「10階以上だから安心」と思い込まず、管理体制・修繕計画まで確認することが重要です。

マンション10階以上には確かにメリットがありますが、
同時に、風・移動・災害時対応・日常動線といった生活レベルのデメリットも存在します。

これらは住んでから気づくことが多く、内覧だけでは判断しにくいポイントです。

だからこそ、「虫が少ないか」だけでなく、自分たちのライフスタイルに本当に合うかを丁寧に考えることが、後悔しない選択につながります。

虫が少ないのはいいけど…マンション10階の住み心地は実際どう?

「虫が少ないのは魅力だけど、
実際に住んでみて快適なのかが気になる」

ここでは、実際に10階以上に住んでいる方の声を参考にしながら、住み心地のリアルを整理します。
数字だけでは分からない「暮らしの感覚」に目を向けてみましょう。

実際にマンション10階以上に住んでいる人の声

🖋 実体験レポート|高層階暮らしのリアル

👉 「タワマンに住んでみたら想像と全然違った!実体験レポート」
このNote記事は、実際に高層マンションに住んだ個人の生活実感レビューです。

住み始めてから感じたこと(エレベーター・窓からの景色・虫が少ないなど)が率直な言葉で書かれているため、一般ユーザーの視点として非常に参考になります。

Yahoo!知恵袋投稿(一般ユーザーの質問&回答)

👉 「マンション最上階について。10階建てマンションの10階に引越しするか検討中」

ここでは実際に住人や経験者がコメントしており、

  • 高層階の風通し
  • 地震時の揺れ
  • 生活動線の感覚

    などのリアルな声が複数寄せられています

マンション10階以上のメリット・デメリット

マンション10階以上の住戸は、「虫が少ない」「眺望が良い」「日当たりが良い」といった分かりやすい魅力がある一方で、実際に暮らしてみて初めて気づくメリットとデメリットが表裏一体で存在します。

ここでは感覚的な良し悪しではなく、「生活のどの場面にどう影響するか」という視点で紹介します。
そのうえで、デメリットをどう受け止め、どう解決できるまで具体的に解説します。

視点メリットデメリット
虫・害虫発生頻度が低い持ち込みは防げない
眺望・日当たり明るく開放感がある慣れると特別感が薄れる
防犯性外部侵入リスクが低い過信は禁物
風・音夏は風が抜けやすい強風・音の影響
移動・動線プライバシー性が高いエレベーター依存

この表を見ると分かるように、10階以上のメリットは「外部環境から守られている安心感」に集約されます。

一方で、デメリットは「日常動作の自由度が下がること」
に集中しています。

つまり、「虫が少ない=すべて快適」ではなく、
快適さと引き換えに、行動や暮らし方に制約が生まれるという関係です。

ここからは、読者が特に気にしやすいポイントをもう一段深掘りします。

メリットをどう活かせるか?

10階以上の最大のメリットは、虫・視線・侵入リスクが大きく減ることです。

特に、虫が苦手な方や、洗濯物・窓開け時の不安がストレスになる方にとっては、
「精神的にラクになる」という価値は想像以上に大きいものです。

また、日当たりや風通しは設計・向き・窓の配置によってさらに活かすことができます。
同じ10階以上でも、間取りや窓計画次第で満足度は大きく変わるため、階数+設計の視点で判断することが重要です。

デメリットはどう解決・緩和できるか?

一方で、デメリットの多くは「工夫や考え方」で緩和できます。

  • エレベーター依存
    → ゴミ置き場の位置、ワンフロアの戸数、エレベーター台数を確認する
  • 強風・洗濯問題
    → 室内干し前提+除湿・換気計画でストレスを減らす
  • 災害時の不安
    → 非常用備蓄・階段動線・管理組合の防災体制を事前に確認

重要なのは、
「10階以上だから仕方ない」と諦めるのではなく、事前に確認すれば回避できる点が多いということです。

高階層マンションに住むことが「向く人・向かない人」

この比較から見えてくるのは、
10階以上は「誰にとっても正解」ではなく、向き・不向きがはっきり分かれる選択肢だということです。

高階層マンションに住むことが向く人

✔ 虫が苦手で、多少の不便より安心感を重視したい人
✔ 共働きで外出が多く、室内環境の快適さを重視する人

高階層マンションに住むことが向かない人

✖ こまめな外出が多く、階段移動もいとわない暮らしをしたい人
✖ 将来的に上下移動の負担を強く感じそうな人

この線引きを自分ごととして考えられるかどうかが、「住んでから後悔しないか」を左右します。

マンション10階以上には、確かに分かりやすいメリットがあります。
しかし同時に、生活動線・移動・災害時対応といった現実的な課題も伴います。

大切なのは、「虫が少ないから」という単一の理由ではなく、
自分たちの暮らし方・将来像と本当に合っているかを冷静に見極めることです。

まとめ|虫と階数だけで決めないマンション選びの考え方

マンションの虫問題は、「何階か」だけで決まるものではありません。
建物の管理状態、構造、そして暮らし方が大きく影響します。

階数はあくまで判断材料の1つとして捉え、総合的に考えることが大切です。

もし神奈川県で住み替えや家づくり、マンションリノベーションを検討されている場合は、
暮らし全体を見据えた相談先を持つことが安心につながります。

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