2025年5月6日 学習・研鑽
後藤武邸オープンハウス訪問

逗子の建築家 後藤武さんのご自宅が、葉山芸術祭の一環でオープンハウスをされていると知り、車を走らせて拝見してきました。

雑誌や皆様の投稿を見て「体験してみたい」と思っていたお家でした。

構想15年、設計に5年と合わせて20年かけての設計期間ということで、練りに練られた構成のお家でした。

美術館にいるようなある意味緊張感を感じながらも、目線の先にある緑に癒されます。

水回りの天井高さは180cm。

書斎や客間に行くには、鋼製丸棒垂直梯子を登らなければ到達できません。

梁なのか、壁なのか、目線をコントロールされていて、その先にあるものが気になって仕方がありません。トップライトから差し込む光がなんとも言えない柔らかい空間にもなっています。
見えそうで見えない各所に居場所が散りばめられていました。

構成の十字柱と床のコンクリート目地の処理。

ライブラリースペースの蔵書と薪ストーブ。
トップライトから差し込む光が、優しく降り注ぎます。

たまにはこのような攻め攻めの建築を見なくてはいけないな〜と思わせる建築でした。



しっかりと堪能させていただきました。
ありがとうございました。
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