2011年6月10日 不具合・問題・調整

外部の木材使用

P1000323

3年前に竣工したお客様のところにお伺いしました。目白の中庭のある家です。

P1000324

2階のバルコニーの手摺が腐ってしまったとのご連絡を頂きました。

P1000328

目隠し壁の手摺部分の笠木がフワフワになってしまっていました。

P1000329

ウッドロングエコという防腐材を塗布したヒノキ材ですが、一部腐朽菌が出てしまっていました。幸い交換を考慮していた部材なので、簡単に交換が可能です。今回は幸い強度や安全性に問題のない部分だったので、腐朽菌が回った部分を撤去して、再度ウッドロングエコを塗布し、もう少し他の部分の様子をみてから、交換することにいたしました。

外部で使用する木材のパーゴラや手摺は「腐るもの」と考えて、「腐ったら交換する」としておくことがよいと考えています。きちんと塗装をしていても、条件によっては、部分的には腐ることもあります。「交換できるよう」に設計しておくことが大事だと思います。



他の記事をみる