2009年3月23日 現場報告

富士ハウス

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以前にお仕事をご一緒させていただいた弁護士の先生から依頼を受け、工事途中の出来高算定のお手伝いをさせていただいておりました。1月末に破産したハウスメーカーである富士ハウスが施工していた物件で、お施主さんは契約金額の8割を前払いしていました。屋根の野路板と外壁下地が貼られ、サッシが取り付けられた状態で工事がストップしていました。先日、富士ハウスとの工事請負契約がやっと解除され、債権の譲渡が完了したため、本日、お客様からの依頼で、弁護士先生と共に、書類の引き取りに行って来ました。ついでに、トラックを借りて、富士ハウスの倉庫に残っていた破風板も引き受けて来ました。もっとお客様名義の資材が残っているかと想定していたのですが、残っていたのは、破風板とその副資材のみでした。これから、工事再開に向け、引き受け工務店が見積と今後の工事が行えるよう設計資料を作成していくことになります。工事出来高算定も大変な作業でしたが、これらの今後必要な資料を作成することもけっこう大変な作業となりそうです。お客様の受けた被害は大きく、心情を察するとそんなことも言ってられません。乗りかかった船なので、できる限りお力になれるように頑張りたいと思います。



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