2009年3月10日 現場報告

建具枠造作材加工

東戸塚の現場はこの数日間大工さんが仕事をしていません。休んでいる訳ではなく、作業場で枠材や造作材の加工をしています。建売住宅やハウスメーカーの家は、既製品の樹脂シートが貼ってある建具枠を使用することがほとんどですが、いつものことですが無垢木材を加工して取り付けします。

Sp1030461_2

今回は杉の役物を使用しています。役物とは節などがなく、仕上げ材として使用する高級材料です。最初は上記写真のように荒板と呼ばれる状態のものです。

Sp1030441_2 Sp1030445_3 

荒板を使用する場所での必要な大きさに揃えています。

Sp1030451

幅が足りない場合には、接いで(はいで)幅広の材料にします。

Sp1030447

超仕上げという機械を使って、表面を仕上げます。

Sp1030454

最後の仕上げはやはりカンナを使用して仕上げます。

Sp1030457 Sp1030459

使用する部位毎にレールなどの溝を彫っていきます。

Sp1030449

出来上がった材料です。部屋の部位ごとに名前が付けられています。

枠造作は大変な作業です。



他の記事をみる