2008年11月10日 現場報告

矩形棒チェック

Sp1000693

新築の現場では地下コンクリート躯体の鉄筋工事が進んでいますが、同時に木造部分の構造体の準備も始まっています。在来木造住宅は、工場にて加工される「プレカット」による加工が一般的となっていますが、今回は大工さんによる昔ながらの「墨付け・刻み」が行われます。本日は使用する木材を算定する「木拾い」、大工さんの設計図である「板図」を描いているところでした。「墨付け」を行う前には、一本の角材に高さ方向の基準線を記した「矩形棒」を作成します。今後の「墨付け・刻み」はこの「矩形棒」をもとに行われるので、これが間違っていると建物が間違って造られてしまいます。よって本日は、使用する「矩形棒」が設計通りの寸法になっているかをチェックしてきました。今回の大工さんは、工務店で一番の腕の山越秀一さん、通称秀さんです。完璧な「矩形棒」が出来ており、まったく問題ありませんでした。これから始まる「墨付け・刻み」が楽しみです。



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