家づくりのコンセプト

あすなろがつくる家の基本仕様

 

ベタ基礎と基礎検査

基礎

あすなろ建築工房では地中梁を有したベタ基礎による基礎形状を標準としています。ベタ基礎は床全体で建物の荷重を地盤に伝えることができるので構造的にとても有効な基礎方式です。また建物の下全体をコンクリートで覆ってしまうので、シロアリの浸入経路をなくすことができ、建物の耐久性はかなり向上します。
第三者の鉄筋検査やコンクリートの現場採取試験だけでなく、瑕疵担保責任保険の団体検査員の資格を持った社内現場担当者がしっかりと鉄筋やコンクリートなどの仕様を確認して施工しています。
長期優良住宅の仕様を守り、点検に必要な床下有効高さを確保し、日々のメンテナンスの作業性もしっかりと考慮して設計しています。

 

 

こだわりの構造材

こだわりの構造材

あすなろ建築工房が建てる家の構造材料は、産地を特定できる山の材料を使用しています。これは「循環型」と言われる山から切り出された木材だけを使用して家づくりを行っているからです。
国産材の価格が下落したままとなっているために、残念なことですが植林をすると販売コストに合わないために、木材を伐採した後にそのままにしている山もたくさんあります。しかしそれでは50年後の日本はダメになってしまいます。私たちが使用する木材は、伐採後にはきちんと植林し、山を循環させている山(循環型)から出た木材だけを使用しています。国産の木を使うことで、CO2を削減できるだけでなく、日本の将来へとつなげることができると考えています。
また、構造材はその乾燥方法によって耐久性が変わってきます。一時期は表面の割れの少ない高温乾燥材が普及していましたが、この高温乾燥材は木材内部の割れが潜在化してしまうため、使わないようにしています。
きちんと管理された環境下で乾燥された材でないと安心して使うことが出来ません。
そのため、その知識と技術を持って製材・乾燥・加工している産地の材に限定することで、 安心して提供できる材料を使用するようにしています。

 

 

自然素材仕上げ

材木市場

あすなろ建築工房は「自然素材・無垢材」で家を造っています。言葉で言うのは簡単ですが、実際に「自然素材・無垢材」を扱うには経験が必要です。「自然素材・無垢材」は調湿機能を持ち合わせています。逆に言えば、水分を吸ったり吐いたりするということは、それだけ「伸収縮がある」と言うことです。素材にはそれぞれ特有な動きがあります。それは一日一日だったり、一年を掛けての伸び縮みだったりします。和紙だったら重ね貼りが必要だったり、無垢フローリングだったら季節によって貼り方を変えたりします。その素材にあわせた使い方、施工方法があります。そんな素材の特性を楽しみながら家づくりをしています。
普段、ビニルクロスや貼りモノ建材しか扱っていない職人が無垢材の扱いが簡単に出来る訳ではありません。「自然素材・無垢材で家を造っています」と「無垢材仕上げも出来ます」の意味の違いは大きいと考えています。

 

 

 

耐久性を考えた外装材

耐久性を考えた外装材

外装材には、出来るだけ高耐久でメンテナンス頻度が少ないものを選定しています。
屋根材はガルバリウム鋼板やアスファルトシングルを用いています。
外壁材は、基本的にガルバリウム鋼板張りを採用しています。通常のお手入れの手間が少なく、30年後、50年後のメンテナンスを見据えて、長く使い続けることが出来て更新の際にも費用が抑えられるものと考えています。モルタル塗り壁や漆喰仕上げとする場合には、メンテナンス性を考慮し、しっかりと軒の出を出すことができる建物計画の場合にご提案するようにしています。

 

 

次世代省エネ基準の断熱材とサッシ

次世代省エネ基準の断熱材とサッシ

あすなろ建築工房の家は、「夏涼しくて、冬暖かい家」です。
断熱材は次世代省エネ基準(省エネルギー対策等級4)を基本とし、「外皮性能グレードでG1基準※1」を最低レベルとして定めています。これは、横浜という温暖な地域で、費用対効果が一番得られる仕様と考えています。お客様のご予算に合わせて断熱性能を変えることはありませんし、合ってはならないことと考えています。もちろん、私たちが考える以上の性能をアップさせることは構いません。お住まいになるご家族がより良い快適な環境でお住まい頂けるようご提案を行っています。
断熱材は、グラスウールを標準としています。それは各種断熱材料を断熱性能と価格を比較し費用対効果、将来的な断熱材の置き換えなど考慮し、総合的に判断して圧倒的にお客様にとってのメリットが大きいと判断した結果です。お客様のニーズに応えて、セルロースファイバーや羊毛などの他の断熱材もご提案しています。
高気密高断熱な住宅は、誤った知識で施工をすると、内部結露などの危険が隣り合わせです。あすなろ建築工房では、確かな気密を確保するために、断熱材の表面に設置する気密シートを「別張り」という方法で行っています。間違いの無い施工を行うため、大工だけでなく関係する職人は皆、「住宅省エネルギー施工技術者講習※2」を受講しています。
使用するサッシは、より良い快適な環境でお住まいいただける様に、樹脂サッシ以上を標準としています。これはお住まいになってからの生活の中で、温度変化、湿度調整、メンテナンスなどの総合的な判断して最適であると判断したものです。サッシの性能は日々進化していますので、その時に最適な製品をご提案するように努めています。
※1:HEAT20 外皮性能グレード
※2:住宅省エネルギー技術講習会

 

 

エコ仕様

次世代ソーラーシステム「そよ風」

あすなろ建築工房は、「Forward to 1985 energy life」「うちエコ診断」「ゼロエネルギー住宅推進事業」「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」など積極的にエコ活動に取り組んでいます。そのため、つくる家も出来る限り省エネルギー、低炭素となるようにしています。
パッシブエネルギー活用(次世代ソーラーシステム「そよ風」)や燃料電池(エネファーム)、ガス発電(エコウィル)、エコワン(ハイブリッド給湯・暖房システム)、床下エアコンなどの最新先端技術の提案だけでなく、生活の中においてエネルギーを使わないスローライフの提案も行っています。
基本姿勢として、太陽光発電パネルや高効率設備の設置などの機械による創エネ、省エネにむやみに頼るのでなく、まずは建物自体の断熱と気密をしっかりと確保することに努めています。建物自体の断熱と気密が確保されていれば、太陽光発電パネルを設置さえすればすぐにZEHとなります。あすなろ建築工房は経済産業省・国土交通省が進めている「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」でのZEHビルダーとして登録しております。自社が受注する住宅のうちZEH(Nealy ZEHを含む)が占める割合を2016年度:7%(実績)、2017年:20%、2018年度:30%、2019年度;40%、2020年度:50%以上をZEHとする目標を立てています。

 

 

長く使うことを考えた住宅設備

あすなろ建築工房のつくる家で使用する住宅設備は、ただ「安い」だけの理由で選ぶのでなく、「長く使える」ことを前提に選定しています。あすなろ建築工房では、長く使っていていても飽きのこないもので、丈夫で壊れにくいものを選定するように心掛けています。
基本的にキッチンは家具屋さんが製作する造作キッチン、浴室は壁を無垢材のヒバで仕上げるハーフユニットバスをお勧めして提案しています。洗面台は理科実験流しを使用した大きくて使いやすい洗面台をご提案しています。運動靴や雑巾を洗ったりするシンクと兼用でき、使い勝手がよいと評判です。タンクレストイレのご要望をいただくことも多いのですが、タンクレストイレは、シンプルでカッコいいのですが、たくさんの機能が付加されていて、壊れやすく、修理費も高くなりがちです。長く使うことを考えると従来通りのタンク式のものが耐久性があります。従来のタンク式トイレだと無骨な感じなので、ローシルエットタイプのタンク式トイレをご提案しています。その他の外流し水栓や洗濯機パンなども「経験上、使いやすい」とするものを選定しています。
家づくりの過程では、選ぶ苦労も多いものです。あすなろ建築工房では、「あすなろ建築工房が『これがよい』と判断したもの」をお勧めしていますので、安心してお使いいただけるものと考えています。

 

 

 

 

将来長く使うことを考える

将来長く使うことを考える

家は簡単に建て直したりは出来ません。
10年後、20年後、30年後にどういった家族構成なのか、どういったニーズが想定できるかを考えながら、そのときに改変(リフォーム)出来る建物であるかを考えます。これは家を長く使っていただくためにとても大事なことです。「長きに渡って融通が利く家」であるかを考えます。

 

 

 

 

地盤を読む

地盤を読む

徹底した地盤調査を行い、必要に応じた適切な地盤補強計画を行います。事前調査をもとに、まずSS(スウェーデン式サウンディング)調査を5箇所行い、地盤を判断します。必要耐力が認められない場合には、改めてボーリング調査を行うなど徹底して地盤の状況を調査・確認し、補強についての検討を行います。
安全で永く住み続けることが出来る家のためには、地盤の確認はとても大事です。

 

 

 

構造を考える

構造を考える

どんなに優れたデザインや使いやすいプランであっても、構造的に問題がある計画では、そもそも家の基本性能を満たしていません。構造的なバランスと強度を考えながら、最適なプラン、架構を考えます。

耐震等級3を標準としています。全棟において構造計算をしっかりと行います。
あすなろ建築工房のつくる家は、梁を現して表現する場合が多いので、梁の掛け方や寸法についてもじっくりと検討しています。

 

 

 

素材を考える

素材を考える

基本的に「自然素材」を使うように計画しています。巷にはたくさんの建築材料があふれています。「自然素材です!」と宣伝しているものでも、見せ掛けだけのものがたくさんあります。
私たちは「偽モノ」は使いません。木なら木の、石なら石の、クロスならクロスの、本物の質感があり、偽モノは所詮偽モノなので、いずれ「飽き」がきます。本物の材料は、その空間に深さをもたらします。口ではなかなか表現できませんが、本物の材料には何か宿るものがあるみたいです。ビニルクロスや合板フローリングなどの「偽モノ材料」は、年数が経つと古びていきますが、珪藻土塗壁や無垢フローリングの本物の材料は、時間の経過とともに味わいが増してきます。
数年経ったお客様のところにお伺いして「いい味が出来て来ました」と言われることも多いです。本革のカバンのように、時間の経過とともに味のでる家づくりを心掛けています。

 

 

家具について

作り付け家具

効率よく空間を使い、すっきりと住まうには、造り付けの家具が必要不可欠です。家具と一体となった家となるように心掛けています。
お住まいになってから落ち着いた空間を感じるために、全体としての統一感が必要となります。家具や扉などの一部にアクセントとなるウォルナット材を使用し、全体的な統一感を持たせるようにしています。ダイニングやリビングなどのくつろぐ場所での収納には、中身を上手に隠すテクニックが必要となります。また家事などのスペース収納は、逆に何が置いてあるのか一目でわかる工夫を施し、何より使いやすくする必要があります。
あすなろ建築工房では、空間にムダを作らず、快適な暮らしを実現するために、家具を一緒に設計しています。
生活してみてから「あっ、なんだか生活しやすい」と感じていただける家づくりを行っています。
 

あすなろ建築工房の考える家具づくりのルール
  • 長く使って味わいの出る材料を選ぶ
  • 偽物(プリント)は絶対につかわない
  • 一部にウォルナットを使うなど家全体として統一感を持たせる
  • 普段、手が触れるところはケチらず、よい材料を使う
  • 金物など動く部分は、高価でも長持ちするものを使う
  • 壊れたら取替え、修繕できること
  • クローゼット内などの裏方の家具は、リーズナブルで使いやすいもの

 
 

 

庭について

庭の役割

自然を感じられる豊かな暮らしには、庭は欠かせません。庭と一体となった家づくりを心掛けています。
「家庭」は『家』と『庭』から出来ています。どんなに小さな敷地でも、小さくとも必ず「庭」をつくり、木を植えてもらっています。
佇まいのよい家と感じる家には、庭は不可欠です。ご近所からの目も気にします。
ダイニングやリビングでゆったりと過ごすには、景色の一部に緑が必要となります。
また、お隣や通りから目線を遮り、プライバシーを確保するにも庭木は欠かせません。
夏に太陽の熱を遮り、冬に暖かい日差しを取り込むツールとしても大事な役割を果たします。

あすなろ建築工房では、四季を感じられる豊かな暮らしと地球環境のために庭を一緒に設計しています。
住み続けるほど「あっ、我が家って豊かだな」と感じていただける家づくりを行っています。
 

あすなろ建築工房の考える庭づくりのルール
  • 偽物(偽木、タイル)は使わない
  • メーカー品(アルミ門扉など)は使わない
  • 将来を見据えた庭木を選ぶ
  • 管理のしやすい庭木を選ぶ
  • 雑草を許容する寛容な庭とする
  • 常緑樹と落葉樹はニーズに合わせ、センスよく配置する
  • 作りこんだ庭ではなく、余白を残した庭とする
  • 里山から雑木林の一部をショベルカーですくってきたような庭

 

 

最先端の技術を取り入れる

最先端の技術を取り入れる

この10年間で家に関する施工技術や製品性能、品質が大きく向上しています。時代に後れず、先を行く提案を行なうに心掛けています。
パッシブエネルギー活用(次世代ソーラーシステム「そよ風」)や床下エアコン、制震システムダンパーなど、最新の技術を日々調査し、最適な提案となるように努めています。

その時に最適と思われることを採用していますので、使用する材料は物件ごとに変わり、採用する工法や設備も提案内容が変わってきます。

 

 

 

 



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